レッスンで毎回叩いているたいこ。一口にたいこと言っても沢山の種類のたいこがあります。ちょっとご紹介してみましょうか…
ティンパニー・バスドラム・タム・スネアドラム・ハンドドラム・ボンゴ・コンガ・ティンバレス・パンデイロ・タンボリン・スルド・トバーノ・カホン・タブラ・マトカ・トーキングドラム…皆さんは、いくつ位ご存知でしたか?
ちなみに、お教室でよく使われているのは、フロアータムと言います。ドラムセットに入っているバスドラムの次に低い音のドラムです。 たいこは、年齢に関わらず、皆大好きな楽器です。なぜ?きっと誰でも音が出せて、しかも叩く人によって異なった音が出て、表情も変わる。そして、上手下手関係無く、自分の気持ちを飾り気無く表現出来るからかもしれませんね。
ドラムの起源とも言えるトーキングドラム(お話しをする太鼓)をご紹介しましょう。この太鼓はアフリカの太鼓ですが、文字通りお話しを伝達するために使われて来たものです。地域によって形も異なりますが、遠い村へお葬式や結婚式等の大切な事柄の伝達手段として、又王様の系譜語りをする道具として使われ来ました。現在でも文字を持たない種族では、貴重な伝達手段として使われているそうです。
パソコン等機械に頼りがちな昨今、自然界の音に耳を傾け、人の息遣いを感知し、お互いの顔を見合って感情表現を察知する。なんでもない事のようですが、日常の生活の中では、欠落している部分でもあります。トーキングドラムのように、[ポン!]という音を叩き分け、色々な感情を聞き分け合って暮らせたら、なんて平和なことでしょうね〜 たいこと言わず、家にある“打楽器”でおしゃべりを楽しむ一日があっても楽しいかもしれませんね!〈sada〉 |